ラストシーン

Tresor Studio

2025/05/05 00:00

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ラストシーン(サブスクはここをクリック)

2025/05/05配信 7thシングル

1. ラストシーン

ギターのリフイントロから始まる曲。奏音の歌声にマッチしている曲でないかと思って作った曲。
女の子の切なさが伝わる歌詞に合わせた曲の構成を作った時間が今まで時間がかかった曲。

2. ひとりぶんの強がり

女の子の強がりを意識した曲。素直になれない女の子の心情を作った歌詞であり、
それに合わせた楽曲を表現。ピアノとMuteギターで表現したイメージ。
除々に盛り上がる曲と心の心情を表現した曲。

3. 遠いまま

王道のバラードを奏音に用意した曲。かなり前からあった曲を完成させた曲。
聞いてくれる人がどのような情景で同じに気持ちになれるかを歌詞だけでなく、
楽曲でもイメージしました。

■歌詞

1. ラストシーン

傘をたたんであなたが言った
「じゃあね」の声 空に消えて
歩道に響く 足音だけ
ずっと胸を 叩いてる

あなたのくせ 笑いかた
ふとした音に 重なってく
平気なフリがじょうずになって
でも夜が怖くなるんだ

ねぇ これでよかったんだよね
言葉より遠くなってく
最後くらいはちゃんと笑って
「バイバイ」って言いたかったのに
あなたがいないこの世界で
あたしはまだ 立ち止まってる

コンビニ前の信号ごし
あなたと見た月を見上げてる
ほどけてく記憶の中で
なぜかまだ 探してる

同じ時間 同じ景色
今はもう違う誰かと?
写真じゃもう動かないあなた
だけど心に響いてる

ねぇ 忘れられたらいいのに
優しさが 胸を締めつける
「またね」って言えたらよかった
でももう 届かないんだよね
あなたがいないこの世界で
あたしはまだ あなたをさがしてる

夜の風にまぎれて 涙がこぼれる
強がるほど 本当は弱くて
ねぇ あなたにだけは見抜かれてた
素直なあたしが まだここにいる

季節がまた巡ってくる
でも心は 置いてけぼりで
ラストシーンは変えられない
だけどこの歌 届きますように
あなたがいないこの世界で
あたしは今も 歩き出せない

2. ひとりぶんの強がり

誰にも頼らないって 決めたはずなのに
帰り道の影が やけに長く見えた
「大丈夫」って笑って 飲み込んだ言葉たち
本当はちょっとだけ 甘えたかったくせに

いつも強がって 傷つくのは自分だけ
わかってるのに
素直になるのが 一番難しい

ねえ、こんな夜は あなたに名前を呼ばれたい
よわねなんて言わない そう決めてたくせに
ひとりぶんの強がりじゃ この胸守りきれない
誰かの優しさが 今日も ちょっとだけ痛い

すれ違う笑顔に 取り残されるようで
負けず嫌いなあたしが また意地を張ってる
いつからだろう 「平気」って口癖になってた
でもね たぶん気づいてたんだ ずっと前から

背伸びしたままじゃ 景色も曇ってしまう
こんな心で
あなたにちゃんと「好き」って言えるのかな

ねえ、ほんの少し ぬくもりを分けてほしい
声に出すだけで 涙こぼれそうになる
ひとりじゃないって言葉が 嘘じゃないならいいな
素直になれたなら もっと 近づけるかな

ねえ、こんな夜に あなたを思い出してる
あの時のちんもくが いちばん苦しかった

ひとりぶんの強がりを そっとほどくように
あなたの隣でただ 泣いて 笑ってみたいだけ

3. 遠いまま

ねぇ 最近どうしてるの?
聞けるわけもなくて 通り雨
遠回りばかりして
思い出の角 まだ曲がれない

あなたが最後にくれた言葉
やさしいのに 少し冷たくて
何度も胸で繰り返して
眠れぬ夜がまた始まる

さよならを言えなかったのは
きっとまだ 信じたかったから
季節は過ぎてくけど
あたしの時間は止まったまま
あなたがいないこの世界で
明日が少し 怖くなった

お気に入りだった店の前
うつむいて 足早に通り過ぎる
変わらない景色のなか
変わったのは あたしのほうかな

心の奥 置き去りのまま
あなたの声をさがしてる
どこかで同じ夜風に
吹かれていたりするのか

さよならを言えなかったのは
ほんの少し 期待してたから
忘れるための毎日が
あなたを濃くしてく気がした
あたしの中のあなたには
今もまだ 手が届かない

ねぇ 誰かを好きになるって
こんなに長く残るものなの?
あなたのぬくもり抱えたまま
歩きだすのが こわいだけ

さよならを言えなかったのは
本当の終わりを知りたくなかった
夜風が通り過ぎても
心だけ 取り残されてる
あなたがいないこの世界で
あたしはまだ 夢の中

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